I 保険診療の検査について

II 自費PCRと抗体検査(既感染の検査)について

III プール方式PCR検査について

IV スパイク抗体検査について(ワクチンの効果判定の検査)

I 保険診療の検査について

当院は発熱外来の指定を受けておりますので、診察時間内であれば、風邪症状のかたも必ず診察させていただきますのでご遠慮なくお問い合わせください。ただし、風邪症状もしくは風邪のなおりかけでも院内ではなく、ドライブスルーやドーム状の小屋での診療や別導線の診療を行っておりますので、通常診察のかたも安心して診察できるようにしています。

風邪症状のある方は遺伝子増幅検査(NEAR法、PCR)を公費で受けることができます。検査のみでも診察料、院内トリアージ実施料等はかかりますのでご注意ください。NEAR法は検査後最短15分、PCR検査は翌診療日の12時ころ検査結果報告となります。

等温核酸増幅法(NEAR法)による検査
適応期間:感染~2週間まで 
検査方法:鼻腔
検査機器:ID NOW™(Abbot)(NEAR法:Nicking Enzyme Amplification Reaction)
精度   :PCR法と陽性一致率 93.3%、陰性一致率98.4%と一致率

PCR検査(SARS-CoV-2 real time RT – PCR)
適応期間:感染~2週間まで
検査方法:唾液もしくは鼻咽腔
検査機器:Smart Gene®(MIZUHO MEDY Co.,Ltd.)
精度    :感度 83-97%、特異度 99.96% (DOI 10.1093/cid/ciaa1388 )

II 新型コロナウイルスの自費唾液PCRと抗体検査について

① PCR検査(SARS-CoV-2 real time RT – PCR)

適応期間:感染~2週間まで

検査方法:唾液もしくは鼻咽腔

検査機器:Smart Gene®(MIZUHO MEDY Co.,Ltd.)

精度    :感度 83-97%、特異度 99.96% (DOI 10.1093/cid/ciaa1388 )

結果    :翌診察日(8:00~12:30) 33,000円(PCR検査+陰性証明書)

:当日(数時間~5時間:人数制限あり)43,000円(PCR検査+陰性証明書)

② 等温核酸増幅法(NEAR法)による検査

適応期間:感染~2週間まで

検査方法:鼻腔

検査機器:ID NOW™(Abbot)
(NEAR法:Nicking Enzyme Amplification Reaction)

精度   :PCR法と陽性一致率 93.3%、陰性一致率98.4%と一致率

結果    :15分~1時間 33,000円(NEAR法による検査+陰性証明書) 

③ 抗体検査(SARS-CoV-2抗体検査)

適応期間:感染2週間後~3ヶ月

検査方法:血液

検査機器:SARS-CoV-2 Rapid Antibody Test RUO(ロシュ・ダイアグノスティックス) 

精度    :感度99.8%、特異度99.5% 

結果   :30分  10,000円(抗体検査+陰性証明書)

④ PCR検査+抗体検査

適応期間:感染~3ヶ月

①+③もしくは②+③のときは3000円引きです

検査タイミングなどの理由で陰性になる場合があり、すべての感染者がPCR検査で陽性に出るわけではありません。今後風邪症状等がある場合には速やかにご報告いただき、PCR検査の再検査などを行って下さい。陰性の場合でも一般的な感染対策は十分に取るようにして下さい。

「SARS-Cov 2抗原検査」は当院では現在のところ精度が若干低くい点から見合わせております。         

静内科 問診票 兼 PCR検査同意書はQRコードを読み取ってすすんでください

III COVID-19プール方式PCR検査について

2021年2月には厚生労働省から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検体プール検査法の指針が発表され、その精度に準拠する形でプール方式PCR検査サービスを開始いたします。無症状のかたで、職場内、家庭内のクラスター予防や早期発見の目的、どうしても行われなければいけないイベントでのリスク軽減目的、定期的にPCR検査をおこない安心して働きたい・生活したい等の目的でご利用ください。プール検査は1週間前までの予約が必要です。検査方法は綿棒を1分間くわええていただき唾液を採取します。精度は厚生労働省の指針に沿っておりますので安心して検査ができます。おひとりから検査できます。気になっているかたはご利用ください。
*唾液なので海外渡航用PCR検査ではご利用できません。1週間前までの予約なのでお急ぎの方はご利用できません。自費なので有症状者、濃厚接触者、医師が必要と判断して実施する検査ではご利用できません。

価格 (プール方式PCR検査 検査料)

12,000円/人(税込)
10名以上 11,000/人(税込) 
100名以上  10,000円/人 (税込) 
陰性証明書が必要な場合には別途3,300円(税込)/人

 

対象者(①と②を満たす方)
① 高齢者施設職員・入居者・企業・学校・団体・一般家庭
② 1週間前までにご予約のかた

【以下の方はご利用できません。】
・海外渡航用PCR検査(唾液検査・プール検査なので)
・自費でお急ぎの方(1週間前までにご予約なので)
・有症状者・濃厚接触者・医師が必要と判断して実施する検査(公費で行うので)

検査前準備

STEP1 検査申込

静内科に7日前までにTEL(027-370-0777)し、検査人数と希望検査日のみを伝えてください。

📞   TEL 予約  027-370-0777
STEP2 プール検査申込用紙を記入

必要事項を 代表者の電話番号と住所、検査を受ける方のお名前・生年月日・性別を記載しFAX0273700770)もしくはメール(shizukanaika@gmail.com)します。

🌐 プール方式PCR検査申込用紙 ここをクリック
📝 申込用紙を記載  
STEP3 申し込み用紙をメール/FAX
💌  shizukanaikastaff@gmail.com
📠  027-370-0770

検査について

STEP1 検査キット受取 

代表者が当院でまとめてお会計をして検査キットを受取ります。冷蔵庫に入れる必要はありませんが涼しいところにおいてください。
大人数の場合には代表者検査当日にとりにくることをおすすめします。

STEP2 お会計(先払い)

お支払いは現金・カード使用可・日本国内にある会社であれば後日の請求書払いもできます。

STEP3 PCR検査

検査試薬:LightMix Modular SARS-Cov(COVID19)E-gene(ロシュ・ダイアグノスティックス社)
検査はプール方式のリアルタイムRT-PCRです。陽性の場合には同一検体を個別のリアルタイムRT-PCRの追加検査を行います(追加料金はいただきません)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検体プール検査法の指針に準拠しております。

検体採取方式:唾液 SYSMEX 滅菌綿棒1ml吸水タイプを用いた唾液検体採取

唾液の取り方(シスメックス社資料より)

綿棒を1分間くわえて唾液をしみこませる方法です。30分前からなにも口に入れないでください。

STEP4 検体の回収 

10名まで当院駐車場で検査を行い、検体提出もしくはスタッフが回収します。
10名以上は職場・学校・家庭で検査し代表者が持参するか、スタッフが回収(3,000円+交通費)します。唾液採取後不活化溶液の入った容器での採取ですので感染の心配は少ないですが、マスク、手袋をする必要があります。

STEP5 結果報告

翌々診察日に結果を代表者に報告いたします。陽性者が出た場合には、代表者に連絡を必ずするほか、連絡先を代表者から聞いて医師から個別にその後について説明いたします。

IV スパイク抗体検査について(ワクチンの効果判定)

コロナスパイク蛋白抗体はワクチンの前後の検査です

価格 (コロナスパイク抗体 検査料・説明込み)
10,000円(税込) 

検査製品:Elecsys® Anti-SARS-CoV-2 S RUO
検査結果:3日後

この度、クチンに対する免疫応答やワクチン接種前の免疫状態の把握に有効といわれています、新型コロナウイルス(SARS-CoC-2)抗スパイクタンパク(S)抗体定量検査ができるようになりましたのでご案内です。ワクチンを接種する必要があるか、ワクチンがちゃんと効果を発揮しているかを調べる方法として抗体検査というものがあります。自治体のワクチン計画に則って、ある年齢層は風疹の抗体検査をして陰性であればワクチンを施行したり、医療系の教育施設や病院に就職するときには抗体検査をして陰性ならワクチンを接種しています。
 では、コロナワクチンにはワクチンを接種する必要があるか、ワクチンがちゃんと効果を発揮しているかを調べる方法はないのでしょうか?じつはあります。
 この検査は、SARS-CoV-2 スパイク(S)の構造物のひとつのタンパク質受容体結合ドメイン(RBD)の抗体検査です。
 RBDはACE-2とくっついて細胞内に取り込まれていき、コロナウイルスは増殖していきます。そのため多くのコロナワクチンはCOVID-19コロナウイルスのスパイクの構造物であるRBDをターゲットとしています。通常の抗体検査はN(ヌクレオカプシド)をターゲットにしているので、ワクチンのみでは通常のコロナ抗体検査では陽性となりません。ところが、コロナスパイク蛋白抗体はワクチン接種で効果があれば、陽性となります。ワクチン接種前の免疫状態の確認とワクチン後の評価に役立つと考えております。
 検査精度ですが、COVID-19では14日目以降の感度は98.8%、5991例の健常検体による特異性は99.98%、MERSやほかのコロナウイルスや風邪ウイルスとの交差試験では特異度100%で疑陽性は出ませんでした。
 とくに気にせずワクチンを接種しても良いとは思いますが、副反応の報道などもあり、すでにコロナの抗体があるなら打ちたくないかたもいるかと思いますし、2回接種してもワクチンの効き目も100%でないことから、ワクチンの効果を確認しておきたい方などもいるとおもいます。
 自分はワクチンを打つ必要があるのか、ワクチンを打ったけど効いているのだろうか気になった方はお声をおかけください。

想定される検査目的

① 過去にCOVID-19に感染したことがあったが、現在次のウイルス感染への抗体があるのかどうかわからずワクチンを接種するかどうか
② 過去にCOVID-19に感染したかどうか不明で、ワクチンを接種すべきかどうか
③ ワクチン接種後にまわりのひとみたいにうでが痛くならなかったが、抗体はついているのかどうか
④ ワクチン接種されたが、どのようなワクチンを打たれたかどうかも教えてもらえず、抗体はついているのかどうか
⑤ 1回目のワクチンでうでがすごくいたかった。2回目のワクチン接種は副反応がおおいと聞いているので、もう2回目は抗体がついているなら打ちたくないので抗体がついているか知りたい

Elecsys® Anti-SARS-CoV-2 S RUOは、スパイク蛋白をターゲットにした抗体検査です。

SARS-CoV-2の構造

スパイク(S)Coronavirus illustration
ヌクレオカプシド(N)
メンブレン(M)
エンベロープ(E)

SARS-CoV-2スパイクタンパク質の構造と宿主(ヒト)細胞受容体への結合 
ACE2はS1サブユニット上の受容体結合ドメイン(RBD)と結合します
ほとんどのワクチンはこのRBDがターゲットです

Illustration of the structure of the spike protein